次期フラッグシップ機種であるXperia XZ4の発表を約2週間後に控える2月の三連休の最中、iPhone XSを購入しました。
XperiaからiPhoneへ移行するまでの苦悩はこちらでも触れております。
スマホはSIMフリーで運用しているためAppleストアかAppleの公式サイトからの購入、方法はこの二つしかありません。
この三連休中は東京は降雪もある大寒波に見舞われたということもあり、アップルストアまで行くという選択肢は早々に却下したので、アップルのオンラインストアで注文しました。
64GBと256GBで悩むこと約1時間……。断腸の思いで256GBを決断しました。お値段はおよそ14万円、お酒を飲んで何度か携帯を無くした経験もありますが、もうパソコン並の価格なので心から気を付けようと思います。
XperiaからiPhoneへの移行にかかった時間
特に配達の時間指定はしていなかったのですが、朝10時に届き早速開封の儀。こんな小さな端末がMacBook Pro並の価格と思うと何とも言えない気持ちになりますね。
AndroidからiOSへの移行は簡単。
感動もそこそこに早速電源オンで初期設定を開始。
そして、Xperia側でもGoogleのPlay Storeに行き「Move to iOS」をインストール。こうやって持ち比べるとやはりiPhone XS重いです。
あとは二つの端末の案内にそって移行作業を進めて行きます。データ量だったり端末スペックだったり環境にもよるんでしょうが、私は約40分ほどかかりました。
ネットで調べるとこのアプリの他にも重たいデータは「JSバックアップ」というアプリを使うともありましたが、私の場合は「Move to iOS」でめぼしいアプリはインストールされたのでこちらはスルーしました。
AndroidからiPhone移行で一番大変なのはアカウント入力
まずはGoogleアカウントが複数あるため個別に設定します。あとはこのGmailは同期が必要、カレンダーは同期は不要といった形で個別に同期設定を行いました。この際にパスワードの保存の確認を求められた場合には、基本的には保存しておいた方が以降の作業が楽になると思います。
グーグルドライブやフォトなどGoogleのアカウントと紐付いてるものに関してはアプリの初期起動の度に求められることもあるのでパスワード保存を推奨です。
ここまでで6割程度は移行完了のイメージですが、この時点で13時、作業開始から3時間もかかってしまいました。
あとは必要なアプリを個別にログインして行きます。私の場合は「Evernote」や「マネーフォーワード」などのクラウド系のアプリがほとんどでAndroid側での事前移行作業が必要だったのは、「モバイルSuica」とゲームアプリぐらいでした。
モバイルSuicaの移行は注意が必要
ここで注意したいのは、AndroidからiPhoneへの移行に限った話ではなく「モバイルSuica」の移行の際は必ず元の端末で機種変更の手続きを先に行ってください。
機種変更前の端末が手元にない場合は、JRのモバイルSuicaインフォメーションセンターへ連絡の上、再発行手続き(510円)が必要となります。
Android側の機種変更の手続きが終わったら、iPhone側で「モバイルSuica」の設定を行いましょう。Apple Payの設定だけでいけるものだと思ってたらiPhoneへ「Suica」アプリのインストールが必要だったのでApple Storeからインストールを行います。
あとはiPhone側で機種変更の手続きでログインすればモバイルSuicaが利用可能になります。
定期もチャージしていた金額も問題なく移行完了しました。
nanaco(ナナコ)はセブンカードプラスとQUICPay(クイックペイ)で代用
以前はあまり理解してないままに記事にしてしまいましたが、クイックペイはようはクレカと同じような感じっぽいのでセブンカードプラスを登録してセブンイレブンで支払いをすると対応のポイントが付与となるようです。
実は、登録しただけでまだ利用してないため追ってレビューしたいと思います。というのも、Xperiaのナナコにチャージしていた金額がまだ結構残っていてまだ支払いはXperiaで行っています……。
ゲーム系アプリは数が多いほど移行にかかる時間も増大
こちらは当然の話ではありますが、最近のゲームはデータ量も多くギガ単位(GB)だったりということもザラですし、初回起動は特に読み込みに時間がかかってしまいます。
移行方法に関しては、ゲームによっても変わるのとそもそもOSを跨いで移行は不可という場合もあるため個別にご確認をお願いします。
スマートウォッチのペアリングも地味に大変
Android Wear OSを搭載だけあってAndroid同士のペアリングは簡単なTicWacthでしたが、iOSは仕様が違いインストールした「Wear OS」アプリをタスクキルせずに立ち上げておく必要がありました。
それに気付かず手こずったというのもありますが、初期化しないままiPhone XSへの接続も上手く行かず結局、初期化した上でペアリングを行いました。
XperiaからiPhoneへの移行を完了するまでにかかった時間
朝10時の開封の儀を行い、AndroidからiOSへの移行が完了したのは14時過ぎと4時間ほど要してしまいました。
Android、iOSのバージョン、端末やデータ量などにも左右されるのであくまで参考程度に考えていただければいいのかなと思います。
いずれにせよ同一のOS間での移行ほどすぐには終わらないのでもし異なるOS間での移行を検討している場合は、じっくり腰を据えて移行作業ができる休日などに行うことをオススメします!
※置くだけ充電用のパッドとケースも書いました
充電用のパッドは「Anker PowerPort Wireless 5 Pad (第2世代 Qi ワイヤレス充電器) 」という商品だったのですが、一緒に買ったケースがスマホリング(バンカーリング)付きのケースだったためiPhone XSにケースを装着したままだと通電せずで結局箱に戻しました……。
ケースを外すとまったく問題はないので私の事前の調査不足なのですが、スマホリング付きで利用されている方は注意が必要です。