すっかり間が空いてしまいましたが先日、楽天モバイルを申し込んだけどRakutenMiniが届かないという記事をRakuten Miniが無事に届いたので開封レビューしたいとおもいます。
商品は6/3に無事に届きました。希望の日程とは違いましたが、良しとしましょう。
レビューの日にちが空いてしまった間にRakuten Miniが無断で周波数を変更していたとのことで電波法に違反の疑いありなど第4のキャリアとしてはあまりにもお粗末なニュースになってしまったり届いたものが違法端末の可能性があり記事にして良いものかなど考えてしまいましたが、製造番号は「351676110680487」以前のBAND1に対応したモデルだったので一安心です。
ちなみに上記の問題は総務省から報告を要求されているみたいですね。
サービス提供の遅れ、開始したと思えばコロナの流行により大々的なキャンペーンも打てず、iPhoneにも非対応ということでセールスも奮わず、少しでも契約数を伸ばそうとRakuten Miniを1円でばら撒きを開始するも周波数の無断変更など躓き続けている印象ですが1年間は無料なのでサブ端末として使いたいと思います!
結論から書くと有料化のタイミングで解約予定です。
開封
同梱物はこんな感じ、思った以上に小さくてサイズ感としては折り畳んだガラケーといったところでしょうか。
比較用にカッターとライターを置いてますが、最近は喫煙者も減っているのでライターだけでは分かりづらいかと思い、カッターも置いてみました。
昔はサイズの比較対象はタバコがメインだったようなにも思いますがこれも時代ですかね。
ちなみに私自身も去年、禁煙を始めて無事に1年が経過しました。今では立派な嫌煙家です(笑)
とは言え禁煙の直前も既に紙巻は吸っておらずプルーム・テックユーザーだったので禁断症状もなくスムーズに禁煙することができました。
禁煙したい人にはおしゃぶりがわりにプルーム・テックは割と最適な気がします。
閑話休題
さっそく電源をオン、設定を開始
このRakuten MiniはSIMカードはeSIMなのとSDカードにも非対応のためスロットはUSB-C以外にはなにもありません。
ということで箱から取り出すなり本体側面の電源ボタンを長押しで電源オン、画面の案内通りにWi-Fiに接続、グーグルアカウントへログインなど進めて行きます。
本体のアップデートもそうですが、もっさり端末のためスタートアップにはまぁまぁ時間が掛かりました。
とりあえず使えるようにはなったので、同梱のペラ紙を参考にRakutenLinkのアクティベーションを試みるもRakutenLinkアプリを起動するもバージョンアップを要求されるため、GooglePlayからアップデートを確認するもアップデートは見つからずという謎の現象に見舞われました。
既存のGoogleアカウントでログインしていたため、どうやら他のアプリケーションのインストールを行なっていたため処理落ちなのか上手く通信が行われていなかったようで数分後には無事にアップデートが行われました。
改めてRakutenLinkを起動するもログイン情報がよくわからなかったので、同梱の冊子に目を通すととログインを短縮用のQRコードが記載されていたのでGoogleレンズで読み取りパラメータ付きのURLへアクセス、パスワードを入れてログインしてアクティベートを完了させます。
知らない間にオプションのスマホ交換保証プラスが契約中に
申し込みの際にデフォルトで申し込みにチェックが付けてあって気付かず、申し込んじゃうというあるあるのトラップに引っかかってしまったんだと思いますが、1円の端末に月額650円のオプションプランなんて不要なので速攻解約するも651円の端末となってしまいました。
※これ系の保証オプションは購入時にしか入れないことがほとんどなので高い端末の場合には付けておいた方が無難です。
これで普通に使えるようにはなったのでここからは良い点、微妙な点をリストアップしていきます。
Rakuten Miniの良い点
正直、良い点はそんなに多くありませんでした。
安い!
一番のメリットといえばやはりこれですよね。端末料金もそうですが回線も1年間は無料です。
電波は別に悪くなさそう
杉並区と武蔵野市の間に在住なのですが、自宅では常にアンテナ表示はフル、23区内なら不便することはないのではないでしょうか。
ネット回線もそこそこスピードが出る
届いた当日6月3日のお昼12時台にGoogleのスピードテストを行いましたが、上り下り共に十分なスピードが出ることを確認しました。
特に上りは50MB以上出ているのでかなり早いですね。
もっとも利用者もまだまだ少ないと思われますし、この先もこの速度を維持できるかというと不透明なところではあります。
おサイフケータイが利用できる
メインの端末はiPhoneで最近ではSuicaなどのおサイフケータイには対応しているものの、Edyやnanacoなどは非対応のためiPhoneに対応していない電子マネーを使えるようになるというのも人によってはメリットとなり得るかもしれません。カードサイズですしサブのお財布としても使えます。
ここまで、4つ挙げただけで頭を捻ったのですがこれ以上は思いつきませんでした(笑)
Rakuten Miniの微妙な点
小さすぎる!
これは人によってはメリットなのでしょうが、大画面に慣れてしまっていることもあり端末が小さ過ぎて表示される情報量も少なく、文字入力もしづらいため個人的には何をするにもストレスとなってしまいました。
絶望的なバッテリーの保ち時間
前述の小さいにも関連してしまいますが、小さい=バッテリーも小容量ということもあり、ほんの少し操作をする度にゴリゴリ電池が減っていきます。
ホーム画面のアイコンが使い辛い
もちろんAndroidなのでアプリを入れたりすればカスタマイズは可能なんでしょうが、Xperia時代から端末にデフォルトで入っているテーマを使っていたのでデフォルトで利用するにはとっても使い辛かったです。
ロック画面からの復帰に一手間
XperiaやiPhoneであれば指紋認証やFace IDなど利用できますし、パスワード入力でも入力が成功したら即座にロックが解除されますが、このRakuten Miniの場合、入力完了後にチェックを押す必要があります。もしかしたらこれがAndroidの通常の仕様なのかもしれませんが違和感、ストレスとなりました。
微妙な点は他にもいくらでも挙がりそうですが、利用期間もまだ短いのと良い点も4つだったので微妙な点も揃えて4つに留めておきたいと思います。
サブ端末、出来る限り安く携帯を持ちたい方向け
総評というほどではなく、主観でしかないのですがRakuten Mini、1台だけで運用というのは厳しいものがあるように思えました。
現在ガラケーを使っていて、モバイルバッテリーも併せて持ち歩く前提で通話専用の端末とする分には悪くないような気もしますが、ガラケーのバッテリーの保ちの良さからの落差にガッカリすること間違い無いのでやはりオススメはしません。
個人的には1円、1年無料の間にエリアの確認用、またはMVNOを利用している方が通話用にという使い方ぐらいしかあまり使い道はなさそうかなと思いました。
eSIMに対応したiPhoneを持っていればiPhoneで使ってみるというのもアリかも
最初これを試してみようと思ったのですが、eSIMの再設定の手数料がかかるということと現状はRakutenLinkにiOSが非対応ということもあり通話料が普通に掛かるので諦めましたが、無料期間の間にiOSに対応するようなことがあればチャレンジしてみたいと思います!