先月2月25日にXperiaXZ4改め、Xperia1として2019最新のフラッグシップモデルが発表されましたが、事前リーク情報など混在している部分も多いためCPUやカメラなどの搭載情報、スペックや価格予想などをまとめて記事にしてみました。
また、ライバル機種となるGalaxySやiPhoneとのスペックも比較してみました。
iPhoneは正式発表前のため現行の最新機種となるiPhone XS Maxの情報を載せています。
Xperia1(XperiaXZ4)の主なスペック
Xperia1、GalaxyS10+、iPhone XS Maxの主要スペックはこんな感じです。既に発売済みのiPhone XS Maxと発売予定の製品のスペック比較のため対等の条件とは言えないですがこう並べてみてもやはり「GalaxyS10+」が抜き出てる印象ですね。
機種名 | Xperia1 | GalaxyS10+ | iPhone XS Max |
| 引用元 | 引用元 | 引用元 |
ディスプレイ | 6.5インチ | 6.4インチ | 6.5インチ |
サイズ | 約167×72×8.2mm | 157.6×74.1×7.8mm | 約157.5×77.4×7.7mm |
重量 | 180グラム | 175グラム | 208グラム |
CPU | Snapdragon 855 | 地域によってSnapdragon 855もしくはExynos | A12 Bionic + |
RAM(メモリ) | 6 GB | 8 / 12 GB | 4 GB |
ROM(ストレージ) | 128 GB | 128 / 512 GB / 1TB | 64 / 256 / 512 GB |
背面カメラ | 12MP トリプルカメラ | トリプルカメラ ・16MP ・12MP ・12MP | 12MP デュアルカメラ |
前面カメラ | 8MP | 10MP※深度対応 | 7MP |
防水性能 | IPX65/68 | IP68 | IP68 |
バッテリー | 3400mAh | 4100mAh | 3174mAh |
指紋センサー | サイドキー | 超音波指紋センサー(画面上で) | なし ※Face ID(顔認証)あり |
接続端子 | USB Type-C | USB Type-C | Lightningコネクタ |
価格 | 未定 10万円超えは確実? | 999.99ドル~ (約11万円) | 124,800円(税別)〜 |
※価格に関してはは国内モデルの発表前のためグローバルモデルでの予想となります。1ドル=111円で計算。
上記の表以外にもXperia1には世界初となる4Kの有機ELを搭載、GalaxyS10+はディスプレイ内での指紋認証や端末本体がワイヤレス充電器になったり5Gにも対応していたりと新機能もモリモリに詰め込んだといった印象です。
Xperia1にはエクスペリアZシリーズ伝統のパープルカラーが復活!
遠い昔、今の集落ぶりからすると考えられないですがエクスペリアがまだ世界を相手に戦いを繰り広げ日本国内ではiPhoneの対抗機種としてXperiaが君臨していた時代もありました。他社は新機能を積極的に盛り込んだりと切磋琢磨していく中、代わり映えのしない保守的な端末となり、変化を求めた「Xperia XZ2」の大失敗によりすっかり没落してしまいました。
そんな崖っぷちのXperiaですが、今回名前も含め刷新された「Xperia 1」には謳歌されていた時代のXperiaの伝統カラーであるパープルの復活が確認されています。
ミドルレンジ「Xperia 10/10Plus」と「Xperia L3」も日本市場に投入?
具体的な機種名には触れてはいないものの3キャリアの「分離プラン」の導入でキャリアからの端末購入のサポートがなくなった際には、従来は数万円の負担でフラッグシップモデルを購入できましたが今後は10万円超えの金額が自己負担となってしまいます。
そのため、低~中価格帯(2~6万円)程度の端末の用意がないとなるとセールス面で振るわないのは目に見えているため普及価格帯のモデルの国内市場への投入についても言及されたのではないでしょうか。
スペック的にはGalaxyS10+といった印象ではありますが、Xperia1には伝統カラーの復活とあわせてエクスペリア自体の復活にもつなげてほしいと思います!