まず前提として、私は基本的にはSONY信者と言っていいくらいにソニーは大好きです!テレビはもちろん「BRAVIA」、レコーダーもSONY製、スマホは常にiPhoneと迷いながらも「Xperia」、ゲーム機もPS一択、NASNEも保有しております。
古くはPCもVAIOでした。(2台とも3年足らずで壊れましたが…)
何度か裏切られながらもずっとSONYを愛用し続け、かなりバイアスがかかったレビューになります。
そもそもノイズキャンセリング(ノイキャン)って?
ものすごいざっくり説明ですがイヤフォンに搭載されているマイクで外部の音を拾って、それらの音を打ち消す音を出すっていうのがノイズキャンセリングの仕組みらしいです。
さらにこの機種に搭載されているノイズキャンセリングは外音コントール設定が可能なため通常のノイズキャンセリングの他、人の声は聞き取る「ボイスモード」と人の声の他、車などの音を拾う「ノーマルモード」が設定可能です。
接続・ペアリングって簡単?
NFCに対応しているのでクライアント側(スマホなど)も対応しているようであれば、イヤホンをケースから取り出した状態で入っていたケースのNFCマークとクライアント側のNFCを合わせてあげればすんなりペアリング完了します。
NFCに対応していない場合でもBluetoothで検出して設定してあげれば問題なくペアリングできます。若干、面倒ですがBluetoothのペアリング設定が手間なのはこの製品に限ったことではないかと。
音質・音の途切れってどうなの?
音楽はポタアンを使ってとかまずはイコライザーを設定してみたいな感じではなく通勤でなんとなく聞いてる程度のライトな使い方なので詳しくはないのですが音質優先モードは悪くないと思います。
ただし、家の中だったり室内で使用する場合に限ります。
というのも本製品なんですが音の途切れが半端ないんです。二度に渡るアップデートで若干の改善が見られたなんて書き込みも見かけましたが、私はその恩恵には預かれませんでした。
ネットで見つけた音の途切れの改善方法
価格.comの口コミ欄で以下のような書き込みがあったのでご紹介します。
1 一度ペアリング解除してから、左右両方をケースから取り出し、ケースの近くに置く
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000025541/SortID=21264665/
2 ケースと接続機種をペアリング
ペアリング完了して安定するまで待つ(終わったかな?と思ってすぐに次に行くと処理が終わってないことがあるから、十分余裕を持って待つ)
3 左右をケースに戻して、充電開始を確認、接続機種との接続解除も確認する
4 左右をケースから取り出して、装着せずに接続完了を待つ(LEDの点滅が安定する、いわゆる7秒ルール)
5 装着して音楽再生
で試したところ全く切れなくなりました
こちらも試してはみたのですが結果変わらず。。
Xperia Z5、Xperia XZP、Xperia XZsで接続しましたが、いずれも同様でした。
公式ページでも音が途切れる現象に関してこんな説明があります。
https://faq.support.sony.jp/qa/articles/K_Knowledge/SH000159380/
ということで音が途切れるのがあまりにも気になるので「接続優先モード」にして利用しています。
ただ、接続優先にしても例えば渋谷の駅前なんかだと人も多く混線してしまうのか高確率で途切れます。
Bluetoothの仕様なのである程度は仕方ないことだとは思いますがちょっとどうかなというレベルです。
ファームウェアアップデートを期待したいところなんですが、もう発売から1年弱で二度アップデート完了していることから期待は薄そう…ハードウェアの欠陥を疑ってしまいます。
以上のことから移動中もガッツリ音楽を楽しみたいという方にはオススメできません。
WF-1000Xが途切れる問題の改善方法をちょっとだけ追記
これで完全に途切れなくなるかというと、そういうわけではないのですが多少はマシになったのでその方法を追記します。
Android限定でバージョンはどこからどこまでが有効範囲なのかは不明ではありますが、Android8.0の場合、メニューから開発者向けオプションへ進み項目の中から「Bluetooth AVRCP バージョンを選択する」から【AVRCP 1.4(標準)】へ設定を変更した所、多少マシになりました。
開発者向けオプションの出し方はこちらで説明しています。
充電・電池の保ち(再生時間)はどの程度?
これに関しては概ね公式のスペック通りでした。
電源 | DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
---|---|
充電時間 | 本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) |
充電方法 | USB充電(ケース使用) |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大3時間(NC ON)/最大3時間(NC OFF) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大3.5時間 |
電池持続時間(待受時間) | 最大8時間(NC ON)/最大35時間(NC OFF) |
気持ち3時間ちょい使えたので可もなく不可もなくといったところでしょうか。
参考までにAirPodsの再生時間
AirPods は 1 回の充電で最大 5 時間の再生、または 2 時間の連続通話が可能です。
https://support.apple.com/ja-jp/HT207012
耳からうどんスタイルも発表当初は微妙だなと思ってましたが、ここまで浸透しちゃうとありな気もしてきました。
価格ってどうなの?
オープン価格とはなっていますがソニーストアで購入しようとすると「¥22,880 円+税」と中々に高額ですね。
2018年10月1日現在、Amazonの価格で「¥18,622」なのでどちらにしても安くはないですね。とは言え、オーディオ系はある意味青天井でもあるので中価格帯といった所でしょうか。
ちなみにAirPodsをAmazonで調べたところ価格は「¥17,260」となっておりました。
まとめ
SONY信者とあれこれ前置きした割にはかなり辛口になってしまいましたが、兎にも角にも音の途切れが気になる、これに尽きると思います!
AirPodsは使用したことがないので比較はできないのですがレビューなんかを見ても価格にしても個人的にはこの商品よりもAirPodsの方が良いんじゃないかなと思いました。
Xperia Ear Duoだったり他にもSONYの完全ワイヤレスイヤホンのラインナップも増えてきたので購入の際には視聴されることをオススメします。
それでもやっぱりSONYが好きなので応援し続けます。
3/12追記 久々のアップデート提供の開始
アップデート内容はかなり微妙ですが、最新にしておいて損はないと思います。