台湾メディアDigiTimesによると2020年に登場するiPhoneは、有機ELディスプレイ搭載の5.42インチ、6.06インチ、6.67インチの3サイズの展開になると報じられています。
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iPhone XSより小さく
既存の有機ELディスプレイ搭載の最新モデルとなる「iPhone XS」は画面サイズは5.8インチですが、次期モデルでは5.42インチもラインナップに加わることになり、大きすぎて敬遠しているユーザーからすると検討の余地はありそうです。
iPhone SEの4インチに比べるとまだまだ大きいですが、噂されていたiPhone SE2に関しては続報もないためAirPowerのように製品化を中止した可能性もありそうですね。
低価格路線へシフトチェンジ?
最新モデルのiPhone XS/Maxの深刻な売れ行き不振が何かと話題になり、価格が高価な上に中国メーカーの台頭と以前のような勢いを無くしつつあるアップルですが、今回報じられている新型iPhoneの最小サイズ5.42インチモデルは低価格になるだろうとの情報もあり、事実だとすれば戦略がブレブレのような気もしますね。
最近、AmazonのKindleでスティーブズという漫画を読んでいて、もちろんフィクションも多分に含まれているとは理解しつつも、ブレなさを持っていた頃のAppleからは考えられない戦略とも言えそうです。
以前、共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏が2018年のインタビュー中で今のAppleに対して「ジョブズは今のアップルにとても満足しているだろう」とも語っていましたが、今回の戦略転換も同様に満足しているのかなと疑問にも思ってしまいました。