もっぱら仕様頻度の上がっているAdobeのXDですが、アップデートがリリースされていました。
今回のアップデート内容は以下の通り。
- Illustratorで編集可能なベクター
- 様々なグループのオブジェクトを選択
- webブラウザーのドラッグジェスチャー
- ユーザビリティテストの制御
- 書き出し用のマーク
- フォント管理の改善
- Jiraとのより緊密な連携
ちなみに一番最後のJiraは、アトラシアンが開発したプロジェクト管理ツールのようです。アトラシアン自体はBitbucketを利用しているので知っていましたがこの【JIRA/ジラ】は初耳でした。大規模なプロジェクトであれば便利だと思いますが現状は特に必要ないので見送りです。
今回特に便利そうだった二つの新機能をご紹介したいと思います。
Illustratorで編集可能なベクター
従来はイラレ上でベクターデータをコピーしてXD上でペーストしても画像データに変換されてしまっていましたが、今回のアップデートでベクターデータとしてコピー&ペーストが可能になりました。このアップデートのおかげで前回ご紹介したXDで三角形を描画する方法で苦労した正三角形も描画が簡単になりました。
と言っても、別データになるのでロゴなんかはCCライブラリでの共有が良いと思います。
フォント管理の改善
もう一点はフォント管理の改善と記載されていますが、簡単にいうとローカル上に存在しないフォントがXDに含まれていた場合、またそのフォントがアドビフォント上に存在する場合には自動でAdobe Fontsをアクティベートしてパソコンにインストールまで行なってくれるとのことでした。
その他アップデートに関しての詳細も公式ブログの方で紹介されているので興味のある方は是非。
Adobe XD 2019年3月アップデートリリース!Adobe Fontsとの自動同期、コピー&ペーストでIllustratorでのベクター編集 #AdobeXD – Adobe Blog
Adobe XD 2019年3月アップデートリリース!Adobe Fontsとの自動同期、コピー&ペーストでIllustratorでのベクター編集 #AdobeXD – Adobe Blog